業務マニュアル・手順書にイラストを入れるポイント
公開日:2026年10月6日
業務マニュアルや手順書のイラストは、飾りではありません。「何を、どうするのか」を一目で伝え、読み間違いを減らすためのものです。ここでは、マニュアル作りで役立つイラストの使い方を紹介します。
1手順に1つのイラスト
手順書では、1つの手順に1つのイラストを添えるのが基本です。イラストが手順の番号と並んでいると、読む人は文章を全部読まなくても、流れをつかめます。逆に、1つのイラストで複数の手順を表そうとすると、どの動作がどの手順か分かりにくくなります。
「動作」と「道具」を使い分ける
イラストには大きく分けて、人が何かをしている「動作」のイラストと、物だけを描いた「道具」のイラストがあります。
- 動作のイラスト:手順の「何をするか」を伝えたいときに。例:書類に押印する、荷物の重さを量る
- 道具のイラスト:「何を使うか」「何を用意するか」を伝えたいときに。例:準備物の一覧、備品の置き場所
準備物の一覧には道具のイラスト、作業の手順には動作のイラスト、と使い分けると、マニュアルの構成が分かりやすくなります。
文章とイラストで同じことを言う
イラストは文章の代わりではなく、文章を補うものです。「書類の右下に押印します」という文と、押印しているイラストが並んでいれば、読む人は文とイラストの両方で同じ内容を確認できます。イラストにだけ大事な情報を入れる(または文章にだけ入れる)と、見落としの原因になります。
注意点は、色と配置で目立たせる
「ここを間違えると危ない」という注意点は、イラストの線の色を強調の色(赤系など)に変えたり、注意の囲みの中に置いたりして、ほかの手順と区別します。ただし、すべての手順を強調すると効果がなくなるので、本当に大事なところだけにしましょう。
同じ動作には、同じイラストを使う
マニュアルの中で同じ動作が何度も出てくるなら、毎回同じイラストを使います。読む人は「このイラストはこの作業」と覚えられるので、2回目以降はイラストを見るだけで内容が伝わります。似ているけれど違うイラストを使うと、「別の作業なのか」と迷わせてしまいます。
まとめ
- 1つの手順に1つのイラスト
- 手順には動作のイラスト、準備物には道具のイラスト
- 文章とイラストで同じ内容を伝える
- 注意点だけを、色と配置で目立たせる
- 同じ動作には、同じイラストを使い続ける
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